FAカップ初戦となった3回戦、Chelseaはホームで2部のプレストン・ノースエンドと対戦。
前半こそ相手のブロックに苦しんだものの、Brojaの先制ゴールをきっかけに4-0で快勝しました!
この試合を振り返っていきましょう。
試合概要
試合を簡単に振り返ります。
スタメンとベンチメンバー
Starting XI
28 Djordje Petrovic
42 Alfie Gilchrist
2 Axel Disasi
26 Levi Colwill(Cap)
27 Malo Gusto
25 Moises Caicedo
8 Enzo Fernandez
7 Raheem Sterling
20 Cole Palmer
10 Mykhailo Mudryk
19 Armando Broja
Sub
13 Marcus Bettinelli
47 Lucas Bergström
6 Thiago Silva
51 Dylan Williams
29 Ian Maatsen
23 Conor Gallagher
68 Michael Golding
11 Noni Madueke
36 Deivid Washington
ここまで2試合連続でベンチスタートし、素晴らしい守備を見せていたアカデミーのGilchristが初スタメンとなりました。
Thiago Silvaをベンチで休ませてColwillを本職のCBでスタメン起用し、Gustoを左サイドバックで起用しました。
この日のキャプテンマークは、Colwillが着用しました!
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試合概要
- 前半はボールを支配しながらも、シュートは5本に終わりました。前半は2度のビッグチャンスを逃しました。初スタメンのGilchristがインターセプトし、チャンスを演出する場面もありました。
- 57分、左サイドバックのGustoが供給したクロスに合わせたのはBroja!ようやく先制点をもぎとりました。前半はほとんどボールに関与することのできなかったBrojaですが、ここでワンチャンスをものにしました。
- 65分、Palmerのコーナーキックに対し、死角からニアに飛び込むようにして合わせたのは、途中出場のThiago Silvaでした!頼りになるCBが、貴重な追加点をもたらしてくれました。
- 更に68分、Sterlingがフリーキックにより得点します!今シーズン、Sterlingは至近距離のフリーキックで素晴らしいシュートを連発しています。
- そして84分、Caicedoとのワンツーパスを受けて、細かいドリブルタッチでPA内に侵入したSterlingがフリーのEnzoにパス。これを落ち着いてゴールに押し込みます。一度はオフサイド判定となりますが、VARが介入して覆り、ゴールが認められました!
- この試合では、Deivid Washingtonが10月のリーグ戦以来の出場、更にU-18チームの17歳MF、Michael Goldingが待望のプロデビューを飾りました。
選手評価
- Sterlingは1ゴール1アシストの大活躍で、MOMに選ばれました。シュートは4本中3本が枠内に飛びました。ドリブルは6回中3回成功。パスは前線の選手ながら、57本中52本が成功しました(91%)。クロスが4本中0本成功だったので、クロス以外のパスはほぼ成功したということになります。
- 久しぶりのスタメン出場となったEnzoは、今シーズン4得点目となるゴールを獲得しました。パス全体は85本中68本が成功(80%)、そのうち持ち前のロングボールは12本中7本が成功(58%)しました。更にアタッキングサードへのパスを12本供給するなど、3度チャンスメイクしました。
- 右サイドバックで初スタメンとなったGilchristは、先制点を獲得した61分までプレーし、Thiago Silvaと交代しました。パスは66本中62本成功(94%)し、アタッキングサードへのパスは3本ありました。更にロングボールは3本中2本成功しました。インターセプトからドリブルし、チャンスメイクする場面もありました。守備ではタックルが1回中1回成功、ヘディングクリアが2回、リカバリが2回ありました。地上戦デュエルでは2回中2回勝利、空中戦デュエルの機会はありませんでした。初スタメンながら堂々としたプレーを披露し、更に攻撃に絡む場面もありました。
監督、選手コメント
試合後の監督や選手のコメントをご紹介します。
Pochettino監督
Brojaの先制ゴールについて。
彼にとっては本当に重要だ。
彼はゴールを決め、ネットを感じ、成長するためにこういう試合を糧にしていく必要があると思う。
彼にはフィットネスや能力だけでなく、ボディーランゲージも改善してほしい。ステップアップして前進し、笑顔で、そしてもう少し前向きになる必要がある。
私は彼に、試合に出るときは笑顔でいるように言った。
良い意味で、彼はもっと試合を楽しみ、笑顔で、良いエネルギーで満たされて、幸せな少年になる必要がある。
それが彼がプレーを改善するために必要なことだ。ポテンシャルはすごいよ。
私たちはイングランド、あるいはヨーロッパで最も可能性を秘めた若いストライカーの一人について話している。
しかし今、彼は自分自身を追い込むところがあり、それだけでは決して十分ではないし、彼を手助けするつもりだ。
彼は過去に大きな怪我を負い、1年近く離脱していたので、もちろん今は時間が必要だ。
私たちの期待は非常に大きいからね。彼がパフォーマンスを発揮し、私たちが期待するレベルになるのは簡単ではない。
私たちは彼を心から信じているし、彼が日々成長できるよう後押しするつもりだ。
(Chelsea.comから引用)
今季加入して、ここまで大活躍を続けているPalmerについて。
とても感動しているよ。
彼は移籍市場の最終日に到着し、6か月後にパフォーマンスを発揮できるのは信じられないことだ。
とても幸せだよ。
今日は彼がビッグチャンスを決められなかったから、少し残念だったね。
でも彼はまだ若いから、ピッチ内だけでなくピッチ外でもさまざまな分野で改善する必要がある。
彼も今後、多くのことを理解する必要があるね。
それでも、彼はかなり良くなってきているところだし、もちろん我々にとって非常に良い選手だ。
彼は素晴らしいパフォーマンスをしているし、これまでの彼のパフォーマンスにとても満足しているよ。
(Chelsea.comから引用)
Sterlingが直接フリーキックで得点したことについて。
試合後、彼に言ったよ!
David Beckhamが自身の記録を超えられるんじゃないかと震えてるってね。
(Chelsea.comから引用)
Nkunkuの負傷について。
本当に大変だよ。シーズン序盤から本当に厳しい状況だ。
Broja、Nkunku、Lavia。ファンに対しては説明が難しいこともある。
我々も彼らにプレッシャーをかけたくはない。
なぜなら、長い間怪我をした後、復帰してパフォーマンスを始めるのは常に難しいことを知っているからだ。
半年も試合から離れた後は、いつも大変だ。
Nkunkuは昨日のトレーニング後に股関節に問題を抱えたため出場しなかったが、今後数試合に向けて準備できるかどうかを確認する必要がある。
そこが問題だ。
彼らはベストを尽くすために試合時間を必要としており、時には競争を感じる必要があるが、十分な試合時間を提供できないことがある。なぜなら、我々はChelseaであり、勝つ必要があるからだ。
チームを助け、パフォーマンスを発揮しなければならないというプレッシャーを感じている選手たちに、そのことを説明するのは時にはとても難しいことだ。
(Chelsea.comから引用)
Chelseaというビッグクラブで、限られた出場時間の中で結果を残す必要があり、多くの選手はプレッシャーを抱えています。
なかなか結果の出ないBrojaに対し、監督は楽しんでプレーができていないのではないかと感じ、積極的に声掛けをしているようですね。
Brojaは前半こそほとんどボールに絡めませんでしたが、得点後は積極的なプレーが目立ってきていたように感じます。
ケガにより再離脱となってしまったNkunkuやLaviaも、焦る気持ちもあると思いますが、落ち着いてケガを治してほしいですね。
Armando Broja
勝ち上がれて本当にうれしいし、結果的には良いパフォーマンスだったと思う。
我々は前半、試合を進めるのに少し苦労した。プレストンを崩すのに苦労し、彼らにフェアプレーを与えた。彼らは非常によく守っていた。
後半、少し調整して広いエリアにボールを入れることができた。先制点を獲得するとすぐに試合が動き出したと思うし、それをうまく活用することができた。結果には満足しているよ。
自分のゴールには本当に満足しているよ。良いヘディングだったと思う。
ボックス内の正しいエリアにいることができたね。
MishaとMaloが左サイドで連携しているので、彼らが良いボールを提供してくれると確信していた。
実際、Maloはそれをしてくれたね。素晴らしいシュートだった。ゴールキーパーを越えてボールをヘディングで飛ばしてゴールを決めることができて本当に良かったよ。
得点できて本当にうれしいし、それが今後もっと得点できるという自信につながることを願っている。
先発するか途中出場かに関わらず、ゴールを決めてチームに貢献したいから、今は少しでも走れるようになりたいと思っている。
ゴールを決めてチームの勝利に貢献できたことに本当に興奮していて、幸せだよ。大勝利だ。
(Chelsea.comから引用)
ミドルスブラとのカラバオカップ準決勝で2試合を戦うことについて。
勝利できてうれしいし、どの大会に出場しても、トロフィーを目指して戦いたいよ。
FAカップでプレストンに勝つことができた。これで自信を持って同じ心構えで次の試合に臨むことができる。試合に勝つために努力するよ。
その後、リーグではフラムとの重要な試合が控えている。今は我々にとってエキサイティングな時期であり、この調子を維持することが重要だ。
(Chelsea.comから引用)
Alfie Gilchrist
サポーターが自分の名前を叫んでくれていたことについて。
それは非常に意味がある。彼らの声を聞くだけでも・・・すごいよ。
そこにいるだけでクレイジーだよ。
昨シーズン、僕はピッチに立ちたくて西スタンドで試合を観ていた。
今年の最初の試合で、ファンは僕の名前を歌っている。
Chelseaファンとしてそこにいるのはクレイジーだよ。
長い間ここにいるから、友人や家族も観客として応援してくれていることは非常に意味があることだよ。
大事な瞬間だから、これからも続けていきたい。
このような日はアカデミーにとって素晴らしいことだ。なぜなら、僕たちが毎日どれだけの努力をし、それがうまくいっているのかを示すからだ。
選手たちが帰ってきて、更衣室に入るやいなや、コブハムの人々から20通ほどのメールが届いた。
本当に最高だ。
(Chelsea.comから引用)
トップチームの試合の強度・テンポの違いや、監督やコーチから課せられたタスクについて。
その挑戦は本当に楽しかった。
U-21チームでプレーしていたとき、EFLトロフィーがあって、そこで男子チームと対戦した。それは挑戦的なもので、お気に入りの試合なんだ。その時の経験が僕を助けてくれた。
トップチームで練習していて最近はあまり試合に出場していなかったから、少し疲れているよ。
試合に合わせたフィットネスはできないから、できるだけ健康を維持することでベストを尽くすことができる。
次の出場機会を掴んだときのために、準備をしておかなければならないね。
(Chelsea.comから引用)
僕はいつでも準備ができているし、監督がプレーさせたいと思った場所ならどこでも、それがセンターバックであろうと右サイドバックであろうと、いつでも対応できるよ。
毎日トレーニングでそのポジションを担当していて、ピッチ上で彼らを助けることができるように全員の役割を学ぼうとしている。
それは本当に助けになったと思うよ。
右サイドバックの選手が何をすべきかを知っているから、僕がセンターバックの時、僕に何を求めるかと想像することができる。
話したり、コミュニケーションをとったり、チームメイトを助けたりすると、試合が楽になる。それは僕にとって大きな部分を占めている。
走っている時間も半分に短縮できるから、良い方法だと思う。
(Chelsea.comから引用)
Thiago Silva
今年の素晴らしいスタート。
Come on,blues!
(Xを翻訳)
Raheem Sterling
楽しかった。
火曜日も同じエネルギーで行こうChelsea。
(Xを翻訳)
Noni Madueke
次ラウンド確保。
大きな試合が近づいている、さあ、やってみよう。
(Instagramを翻訳)
Levi Colwill
2024年を勝利で始めるのは良いことだ。
次のラウンドを確保。
(Instagramを翻訳)
Next Game…
ここからは中2日でEFLカップ準決勝の第1戦目でミドルスブラと対戦し、更に中2日でリーグ戦を戦うことになります。
現在3連勝中と調子を上げてきたChelsea。
過密日程ではありますが、このまま勝利を積み重ねてもらいましょう!
come on Chelsea!!!
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