Chelsea公式サイトは、Djordje PetrovicがMLSのニューイングランド・レヴォリューションから完全移籍加入することを発表しました。
23歳のセルビア代表ゴールキーパーとは7年契約で、1年の延長オプションが附帯されています。
移籍の詳細
Chelseaの公式Xなどでも加入を正式発表しています。
本人によるコメント
Chelseaに来ることができてとても嬉しいし、このクラブでスタートできることが楽しみだ。自分にとって大きな一歩だし、世界有数のビッグクラブと契約することはずっと夢だった。今日、その目標を達成したし、とてもハッピーだよ。プレミアリーグでプレーするのは本当に楽しみだし、ここChelseaでいろいろなことを学びたい。みんなに会って、Stamford Bridgeでプレーするのが待ちきれないよ。
(by Chelsea公式サイト)
初のビッグクラブ移籍となるPetrovic。
Kepaがローン移籍により退団した今、同じく新加入のSanchezが正GKとして君臨していますが、正GK争いを激化する存在として期待されています。
Paul Winstanley、Laurence Stewartによるコメント
Chelseaの共同スポーツディレクターによる二人のコメント。
Djordjeをクラブに迎えることができてとても嬉しい。MLSでの彼の活躍は賞賛と評価を得ており、Chelseaでプレーするという挑戦への準備もできていると考えている。Djordjeは、すでに強力なGK陣をさらに向上させる。今シーズン、彼がPochettino監督やToni Jimenezコーチ、そしてトップチームのスタッフの下でプレーすることを楽しみにしている。
(by Chelsea公式サイト)
移籍金について
現時点でChelseaは移籍金について公表していないほか、移籍元のニューイングランド・レボリューションも「非公開の移籍金」としています。
ジャーナリストのFabrizio Romano氏などによると、移籍金は1,600万ユーロと見られています。
Djordje Petrovicの経歴を振り返る
23歳のセルビア代表GKは、初のビッグクラブへの移籍を果たしました。
これまでのPetrovicの経歴を振り返ります。
母国セルビアでキャリアをスタート
Petrovicは2014年からFKチュカリツキのアカデミーに所属し、レンタル移籍を経て、2019年にトップチームデビュー。
チュカリツキではリーグ戦78試合などに出場しました。
2022年にMLSへ移籍
2022年には、MLSのニューイングランド・レボリューションに移籍を果たします。
2022年シーズンは、リーグ戦での先発出場が21試合であったにも関わらず、7回のクリーンシートとリーグ最高の4回のPKセーブを記録するなど、MLSの年間最優秀GK投票で2位にランクインしました。
2023年シーズンもリーグ戦22試合に出場し、7完封、リーグ最高の99セーブという成績を残しました。
全大会で通算48試合、平均ゴール数1.20と圧倒的な数値を残し、MLSのチームを後にすることになります。
Welcome Petrovic!!!
Kepaのローン移籍により、GK陣が手薄となっていたChelsea。
同じく新加入のゴールキーパーSanchezは長身と足元の技術を活かし、チームの信頼を掴みつつあります。
MLSで高い評価を得ていたPetrovicを安価で獲得できましたが、2ndGKではなく、Sanchezと熾烈なレギュラー争いを繰り広げてくれることを期待しています。
Welcome Petrovic!!!
お知らせ
ワールドサッカーダイジェスト2023年9月7日号では、
- Christopher NKUNKUの独占インタビュー「ブルーズの主役へ」
- 「Premier story ~10人の主役候補たち~ 」の一人として、Thiago Silva「不確かな世界の確かなもの」
- 全20クラブ「最新プロファイル」の一つとして、チェルシー
など、Chelsea情報満載となっていますのでチェックしてみてください。