Chelseaからローン移籍中の選手の活躍をまとめていきます。
今回の記事では、日本時間2023年9月13日から9月18日までの期間についてご紹介します。
2023年9月4日から12日は、FIFAの指定する代表ウィークでした。
この期間の代表での活躍については、この記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
GK
Kepa Arrizabalaga
スペインの1部リーグLa Ligaに所属するレアル・マドリードにローン移籍中です。
9月18日、リーグ戦第5節、レアル・ソシエダとの試合にフル出場しました。
- パス41本中、30本成功、うちロングパスは17本で6本成功するなど、ビルドアップで貢献しました。
- 前半5分、相手右ウィングの久保のラストパスに、フリーでBarrenetxeaがシュート。Kepaがセーブしますが、こぼれ球を再度押し込まれ、先制点を許します。
- 前半11分、相手右ウィングの久保のロングシュートがゴールに突き刺さりますが、オフサイドポジションにいた選手がシュートを避けたことで関与したとみなされ、オフサイドとなりました。
- 前半30分、PA内の久保の浮き球パスにMerinoが反応しますが、Kepaがダイビングセーブ。決定的な場面を防ぎました。
- その後チームは逆転し、2-1で勝利。チームの勝利に大きく貢献することができました。
Gabriel Slonina
ベルギーの1部リーグ、ベルギー・ファースト・ディヴィジョンAに所属するKASオイペンにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第7節、スタンダール・リエージュ戦にフル出場しました。
- 移籍後4試合連続のフル出場です。
- PA内のセーブ2回、スイープ1回と貢献しましたが、6本の枠内シュートを打たれ、3失点しました。
- チームは1-3で敗れました。
CB
Bashir Humphreys
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、スウォンジーシティにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第6節、カーディフとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- チームは2-0で敗れました。
- Humphreysは2023年9月1日にローン移籍が完了し、まだ試合には出場していません。
- HumphreysはイングランドU-21代表に選ばれて、9月12日の試合で西欧のルクセンブルクまで遠征していましたが、試合には出場していません。
LB
Lewis Hall
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ニューカッスル・ユナイテッドにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第5節、ブレントフォード戦が行われベンチ入りしたものの、出場機会はありませんでした。
- Hallは2試合続けてベンチ入りしましたが、これまで出場機会はありません。
MF
Cesare Casadei
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、レスターシティにローン移籍中です。
9月16日、リーグ戦第6節、サウサンプトンとの試合に58分から途中出場しました。
- CasadeiはイタリアのU-21代表に招集され、9月8日のラトビア戦と9月13日のトルコ戦にフル出場しています。
- 14本のパスを送り、10本が成功しました(71%)。うち、アタッキングサードへのパスは2本でした。
- タッチ数は23回でした。
- ドリブルを4回仕掛け、1回が成功しました。
- タックルを1回仕掛け、成功しました。
- デュエルでは、地上戦が7回中3回競り勝ち、空中戦では1回中1回競り勝ちました。
- 1年でプレミアリーグ復帰を目指すチームは1-4で勝利し、2位に位置しています。
Andrey Santos
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ノッティンガム・フォレストにローン移籍中です。
9月19日(火)にリーグ戦第5節、バーンリー戦が予定されていますので、次回の記事でご紹介します。
Charlie Webster
オランダの1部リーグ、エールディビジに所属するヘーレンフェーンにローン移籍中です。
9月16日に行われたリーグ戦第5節、フェイエノールトとの試合は、前節にレッドカードをもらったことにより出場できませんでした。
WG
Hakim Ziyech(買取義務条項ありのため省略)
トルコの1部リーグ、スュペル・リグに所属する、ガラタサライにローン移籍中です。
なお、このローン移籍には買取義務条項があることが公式発表されていますので、紹介は割愛させていただきます。
Angelo Gabriel
フランスの1部リーグ、リーグ1に所属する、ストラスブールにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第5節、モンペリエとの試合に4-2-3-1の右ウィングとしてフル出場しました。
- 移籍後、スタメン出場したのは初めてです。
- 7回ドリブルを仕掛け、6回成功しました。この成功数は両チーム通じて最多です。
- アタッキングサードへのパスによって4度チャンスメイクし、うち1回はビッグチャンスでした。
- シュートは1本でしたが、枠内に飛びました。得点にはつながりませんでした。
- コーナーキックを1度蹴りました。
- クロスを6本供給し、うち3本が成功しました。
- タックルを2度試みて、2回とも成功しました。
- 守備の場面で、7度リカバリしました。
- デュエルでは、地上戦で17回中12回勝利、空中戦で1回中1回勝利しました。
- ファウルを4回もらいました。
- スタッツからもわかるように、攻守に大きく貢献しました。
- チームは2-2で引き分けでした。
Omari Hutchinson
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、イプスウィッチタウンにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第6節、シェフィールド・ウェンズデイとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- 短い時間での途中出場を継続していましたが、この試合ではローン移籍後初めて出番がありませんでした。
Diego Moreira
フランスの1部リーグ、リーグ1に所属する、リヨンにローン移籍中です。
9月18日、リーグ戦第5節、ル・アーブルとの試合で77分から途中出場しました。
- ローン移籍後、初出場となりました。
- 短い時間ながら、18本のパスを出し、14本成功しました。
- 81分右サイドでボールを受けると、ドリブル突破してCherkiにパス。ワンツーでMoireiraに戻り、再びCherkiにパス。Cherkiは細かいタッチでキーパーと1対1に迫りますが得点にはつながりませんでした。
- 86分、味方選手のシュートのこぼれ球に反応し、ミドルシュートを放つも枠外でした。
- 87分、右サイドから切り込んで角度のないところからシュート。枠内に飛びますが、キーパー正面でキャッチされました。
CF
David Datro Fofana
ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガに所属する、ウニオンベルリンにローン移籍中です。
9月17日、リーグ戦第4節、ヴォルフスブルクとの試合に先発出場し、61分間プレーしました。
- 2試合続けてのスタメン出場です。
- 3-5-2の2トップ左でプレーしました。
- シュートを3本放ち、うち2本は枠内、うち1本はビッグチャンスでしたが得点にはつながりませんでした。
- チームは2-1で敗れ、8位に沈みました。
Romelu Lukaku(省略)
諸般の事情により、ローマにローン移籍しているLukakuについての紹介は省略します。
このローン移籍に買取義務条項はありません。
ただしChelseaとLukakuはローン移籍前に新契約を締結し、3,700ポンドのリリース条項を加えたという報道もありますので、期待したいところです。
Mason Burstow
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、サンダーランドにローン移籍中です。
9月16日、リーグ戦第6節、QPRとの試合にスタメン出場し、61分間プレーしました。
- ローン移籍後、初出場となりました。
- 4-2-3-1の1トップとしてプレーしました。
- シュートを2本放ちましたが、2本ともブロックされました。
- 13本のパスを出し、12本成功しました。
- チームは1-3で勝利し、7位に浮上しました。
まとめ
今週のローン移籍中の選手の活躍をご紹介してきました。
まとめると、次のとおりです。
- 代表でもフル稼働のCasadeiが途中出場。パスやドリブルで貢献し、チームに欠かせない存在に。
- Angelo Gabrielが遂にスタメン出場。持ち前のドリブルで圧倒的パフォーマンス。守備でも貢献。
- Diego Moreiraが移籍後初出場。短い時間ながら多くのボールに絡み、印象的なプレーを連発。
今後もローン移籍中の選手の動向を追っていきたいと思います!
come on Chelsea!!!
お知らせ
ワールドサッカーダイジェスト2023年9月7日号では、
- Christopher NKUNKUの独占インタビュー「ブルーズの主役へ」
- 「Premier story ~10人の主役候補たち~ 」の一人として、Thiago Silva「不確かな世界の確かなもの」
- 全20クラブ「最新プロファイル」の一つとして、チェルシー
など、Chelsea情報満載となっていますのでチェックしてみてください。