Chelseaからローン移籍中の選手の活躍をまとめていきます。
今回の記事では、日本時間2023年12月12日から12月18日までの期間についてご紹介します。
GK
Kepa Arrizabalaga（省略）
Kepaは、スペインの1部リーグLa Ligaに所属するレアル・マドリードにローン移籍中です。
Kepaはレアル・マドリードに残りたいという発言が多くなっていたり、過去にはChelseaの長期的なプロジェクトを批判するような発言があったという報道もありました。
レアル・マドリードの絶対的守護神であるクルトワが長期離脱したことで、Kepaはいわゆる「ドライローン」という形で移籍している状況です。
来季レンタルバックする可能性もあることから、活躍状況を追っておりましたが、取りやめます。
それよりも、同じくスペイン国籍のキーパーであるRobert Sanchezがスペイン代表で活躍する姿を期待したいところです。
Gabriel Slonina
ベルギーの1部リーグ、ベルギー・ファースト・ディヴィジョンAに所属するKASオイペンにローン移籍中です。
12月16日、リーグ戦第18節、KVCウェステルロー戦にフル出場しました。
- 移籍後、16試合すべてにスタメン出場しており、レギュラーの座を獲得しています。
- 枠内シュート4本を打たれ、2本をダイビングセーブするなど奮闘しましたが、チームは2-0で敗れました。
- パスは19本中15本成功（79%）と、この日はタッチ数自体が少なかったようです。
- チームは7試合勝ちがなく、降格プレーオフ圏内の14位に沈んでいます。
CB
Bashir Humphreys
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、スウォンジーシティにローン移籍中です。
12月13日、リーグ戦第21節、ストークシティとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- ここまで2試合続けて出番がありません。
- チームは1-1で引き分け、17位に位置しています。
12月17日、リーグ戦第22節、ミドルスブラとの試合にスタメン出場し、81分までプレーしました。
- ３バックの左CBとしてプレーしました。
- 後方からパスを64本供給し、61本成功しました（95%）。うちロングパスは9本中7本成功（78%）と、ビルドアップで大きく貢献しました。
- タックルが1回中1回成功、クリアが5回、インターセプト1回。地上戦デュエルは3回中3回勝利、空中戦デュエルは2回中1回勝利と、安定したパフォーマンスを見せました。
- ビッグチャンスでのシュートシーンがありましたが、残念ながら枠外へ飛びました。
- チームは１－２で敗れ、18位に位置しています。
LB
Lewis Hall
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ニューカッスル・ユナイテッドにローン移籍中です。
12月14日、UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第6節、ACミラン戦にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- チームは1-2で敗れ、グループリーグ最下位となったことでチャンピオンズリーグ敗退となりました。
12月17日、リーグ戦第17節、フラム戦にベンチ入りし、84分から途中出場しました。
- チームが３－０と大きくリードした直後の投入でした。
- 短い出場時間でしたが、パスを9本供給し、8本成功。うちロングパスも1本成功させました。
MF
Cesare Casadei
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、レスターシティにローン移籍中です。
12月14日、リーグ戦第21節、ミルウォールとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- チームは3-2で勝利し、単独首位に位置しています。
Andrey Santos
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ノッティンガム・フォレストにローン移籍中です。
12月16日にリーグ戦第17節、トッテナム・ホットスパー戦が行われましたが、ベンチ外でした。
- 11月6日にベンチ入りしたのを最後にベンチ外となっており、最後に出場したのは10月30日のリヴァプール戦です。
- チームは0-2で敗れ、16位に位置しています。
Charlie Webster
オランダの1部リーグ、エールディビジに所属するヘーレンフェーンにローン移籍中です。
12月17日に行われたリーグ戦第16節、FCフォレンダムとの試合にベンチ入りしたものの、出番はありませんでした。
- 12月2日の試合では、途中出場し12分間プレーしました。その前の出場機会は11月12日の試合で2分間プレーしたのみで、なかなか出場機会を得られていません。
WG
Hakim Ziyech（買取義務条項ありのため省略）
トルコの1部リーグ、スュペル・リグに所属する、ガラタサライにローン移籍中です。
なお、このローン移籍には買取義務条項があることが公式発表されていますので、紹介は割愛させていただきます。
Angelo Gabriel
フランスの1部リーグ、リーグ１に所属する、ストラスブールにローン移籍中です。
12月17日、リーグ戦第16節、ロリアンとの試合にベンチ入りし、84分から途中出場しました。
- 短い時間ながら枠内シュート1本を放ちました。ビッグチャンスでしたが得点にはつながりませんでした。
- チームは1-2で勝利し、9位に位置しています。
Omari Hutchinson
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、イプスウィッチタウンにローン移籍中です。
12月13日、リーグ戦第21節、ワトフォードの試合が行われ、フル出場しました。
- 4-2-3-1の右ウィングとして出場しました。
- これまで途中出場が続いていましたが、久しぶりのスタメン出場でした。
- 30本のパスを供給し、23本成功しました（77%）。うちクロスは5本上げて、1本成功しました。
- 3本のシュートを放ち、1本はブロック、1本は枠外、1本は枠内に飛びましたが、得点にはつながりませんでした。
- ドリブルを3回仕掛けて、1回成功しました。
- タックルを4回仕掛けて、3回成功しました。
- 地上戦デュエルは12回中8回勝利、空中戦デュエルは2回中2回勝利しました。
12月16日、リーグ戦第22節、ノリッジとの試合にベンチ入りし、78分から途中出場しました。
- ２－２と同点の場面での登場で、得点を期待されての投入となりました。
- ドリブルを2回仕掛けて1回成功しました。
- シュートを打つことはできませんでした。相手ボックス内でのタッチ4回と、印象的な活躍は残せませんでした。
- チームはそのまま２－２で引き分けました。
Diego Moreira
フランスの1部リーグ、リーグ１に所属する、リヨンにローン移籍中です。
12月16日、リーグ戦第16節、モナコとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- ここまで4試合続けて出場していましたが、この日は出番なしとなりました。
- チームは0-1で勝利し、2連勝となりました。
CF
David Datro Fofana
ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガに所属する、ウニオンベルリンにローン移籍中です。
UEFAチャンピオンズリーググループリーグ第6節、レアルマドリード戦にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- リーグ戦を含み、2試合続けて出番なしとなりました。
- チームは2-3で敗れ、グループリーグ最下位となったことでチャンピオンズリーグ敗退となりました。
12月16日、リーグ戦第15節、VfLボーフムとの試合が行われましたが、ベンチ外でした。
- 3試合続けて出番なしとなりました。
- チームは３－０で敗れ、降格プレーオフに回る16位に位置しています。
Romelu Lukaku（省略）
諸般の事情により、ローマにローン移籍しているLukakuについての紹介は省略します。
このローン移籍に買取義務条項はありません。
ただしChelseaとLukakuはローン移籍前に新契約を締結し、3,700ポンドのリリース条項を加えたという報道もありますので、期待したいところです。
ChelseaとLukakuの経緯については、こちらの記事でもまとめていますので、もし興味があればご覧ください。
Mason Burstow
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、サンダーランドにローン移籍中です。
12月13日、リーグ戦第21節、リーズとの試合にベンチ入りしたものの、出番はありませんでした。
- チームは1-0で勝利しました。
12月17日、リーグ戦第22節、ブリストル・シティとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- 12月3日のミルウォール戦以降、3試合続けて出番がない状況です。
- チームは１－０で敗れ、現在7位に位置しています。
まとめ
今週のローン移籍中の選手の活躍をご紹介してきました。
まとめると、次のとおりです。
- Mason BurstowやDavid Datro Fofanaら安定的に出場していた選手たちの出場機会が減少中。
- Sloninaはローン移籍後すべての試合に出場しているものの、チーム自体が弱く、なかなか勝利につながらない。
- Humphreysは3試合ぶりの出場。チームは敗れたものの、攻守に貢献。
今後もローン移籍中の選手の動向を追っていきたいと思います！
come on Chelsea!!!
お知らせ
ワールドサッカーダイジェスト2023年9月7日号では、
- Christopher NKUNKUの独占インタビュー「ブルーズの主役へ」
- 「Premier story ~10人の主役候補たち~ 」の一人として、Thiago Silva「不確かな世界の確かなもの」
- 全20クラブ「最新プロファイル」の一つとして、チェルシー
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