Chelseaからローン移籍中の選手の活躍をまとめていきます。
今回の記事では、日本時間2023年12月19日から12月25日までの期間についてご紹介します。
なお、2023年12月12日から12月18日までのローン選手の活躍については、こちらの記事でまとめています。
GK
Kepa Arrizabalaga(省略)
Kepaは、スペインの1部リーグLa Ligaに所属するレアル・マドリードにローン移籍中です。
Kepaはレアル・マドリードに残りたいという発言が多くなっていたり、過去にはChelseaの長期的なプロジェクトを批判するような発言があったという報道もありました。
レアル・マドリードの絶対的守護神であるクルトワが長期離脱したことで、Kepaはいわゆる「ドライローン」という形で移籍している状況です。
来季レンタルバックする可能性もあることから、活躍状況を追っておりましたが、取りやめます。
それよりも、同じくスペイン国籍のキーパーであるRobert Sanchezがスペイン代表で活躍する姿を期待したいところです。
Gabriel Slonina
ベルギーの1部リーグ、ベルギー・ファースト・ディヴィジョンAに所属するKASオイペンにローン移籍中です。
12月24日、リーグ戦第19節、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ戦にフル出場しました。
- 枠内シュート8本に対し、6本をセーブするなど奮闘しました。
- 34本のパスを供給し、22本成功しました(65%)。内、17本のロングパスを供給し、5本成功しました(29%)。
- チームは1-2で敗れ、降格プレーオフ圏内の14位に位置しています。
CB
Bashir Humphreys
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、スウォンジーシティにローン移籍中です。
12月23日、リーグ戦第23節、プレストン・ノースエンドとの試合にフル出場しました。
- 4バックの左CBとして出場しました。
- 後方からパスを80本供給し、64本成功しました(80%)。うちロングパスは10本中3本成功(30%)とビルドアップで貢献しました。
- タックルが1回中1回成功、クリアが5回、インターセプト1回。地上戦デュエルは4回中2回勝利、空中戦デュエルは6回中3回勝利と、安定したパフォーマンスを見せました。
- チームは2-1で勝利しました。
LB
Lewis Hall
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ニューカッスル・ユナイテッドにローン移籍中です。
12月20日、EFLカップ準々決勝、Chelsea戦にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- ChelseaがMudrykのゴールで後半ロスタイムに追いつき、PK戦の末、Chelseaが勝利しました!!
12月24日、リーグ戦第18節、ルートン戦にベンチ入りし、85分から途中出場しました。
- チームが1-0とビハインドの場面での登場でした。
- タックルは2回中2回成功するなどしましたが、イエローカードをもらいました。
- チームはそのまま1-0で敗れました。
MF
Cesare Casadei
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、レスターシティにローン移籍中です。
12月19日、リーグ戦第22節、バーミンガムとの試合にベンチ入りし、90分から途中出場しました。
- 4試合連続で途中出場となっており、出場時間が減少傾向にあります。
- チームは2-3で勝利し、単独首位に位置しています。
12月24日、リーグ戦第23節、ロザラム・ユナイテッドとの試合にベンチ入りし、70分から途中出場しました。
- チームが2-0とリードしている場面での登場でした。5試合連続の途中出場です。
- 出場してから2分で、こぼれ球に飛び込む形でヘディングによるゴールを決めました。
- 16本のパスを供給し、すべて成功しました。
- チームは3-0で勝利し、2位のイプスウィッチとは勝ち点差6となりました。
Andrey Santos
Chelseaと同じプレミアリーグに所属する、ノッティンガム・フォレストにローン移籍中です。
12月24日にリーグ戦第18節、ボーンマス戦が行われましたが、ベンチ外でした。
- 11月6日のアストン・ヴィラ戦以来、ベンチ外となっています。
- 最後に出場したのは、10月30日のリヴァプール戦で、わずか7分の出場でした。
Charlie Webster
オランダの1部リーグ、エールディビジに所属するヘーレンフェーンにローン移籍中です。
12月22日、KNVBカップ2回戦、フィテッセとの試合が行われましたが、ベンチ外でした。
- 3試合続けて出場機会がありません。
WG
Hakim Ziyech(買取義務条項ありのため省略)
トルコの1部リーグ、スュペル・リグに所属する、ガラタサライにローン移籍中です。
なお、このローン移籍には買取義務条項があることが公式発表されていますので、紹介は割愛させていただきます。
Angelo Gabriel
フランスの1部リーグ、リーグ1に所属する、ストラスブールにローン移籍中です。
12月21日、リーグ戦第17節、リールとの試合にベンチ入りし、63分から途中出場しました。
- 同点の場面で登場し、76分、スペースに見事なパスを供給し、決勝ゴールをアシストしました!
- 5本のパスを供給し、5本成功しました。うち1本がゴールにつながるアシストとなりました。
Omari Hutchinson
イングランドの2部リーグ、チャンピオンシップに所属する、イプスウィッチタウンにローン移籍中です。
12月23日、リーグ戦第23節、リーズとの試合にベンチ入りし、68分から途中出場しました。
- タッチ数わずか9回と、チームに貢献できませんでした。
- チームは3位のリーズに対し、4ー0で大敗しました。首位レスターとの勝ち点差が6に開いています。
Diego Moreira
フランスの1部リーグ、リーグ1に所属する、リヨンにローン移籍中です。
12月21日、リーグ戦第17節、ナントとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- 2試合続けて出番なしとなりました。
- チームは1-0で勝利し3連勝となりました。降格圏内を脱し、15位に位置しています。
CF
David Datro Fofana
12月16日、リーグ戦第16節、ケルンとの試合にベンチ入りし、後半から途中出場しました。
- 4試合ぶりの出場となりました。
- 78分、ゴールを獲得し、チームは2-0とリードしました!今シーズンはCLナポリ戦でゴールを決めていますが、リーグ戦では初ゴールとなりました。
- チームは2-0で勝利、降格圏を脱し、15位に位置しています。
Romelu Lukaku(省略)
諸般の事情により、ローマにローン移籍しているLukakuについての紹介は省略します。
このローン移籍に買取義務条項はありません。
ただしChelseaとLukakuはローン移籍前に新契約を締結し、3,700ポンドのリリース条項を加えたという報道もありますので、期待したいところです。
ChelseaとLukakuの経緯については、こちらの記事でもまとめていますので、もし興味があればご覧ください。
Mason Burstow
12月23日、リーグ戦第23節、コヴェントリー・シティとの試合にベンチ入りしましたが、出番はありませんでした。
- 現在、12月3日のミルウォール戦を最後に、4試合連続で出番がありません。
- チームは0-3で敗れ、9位に後退しています。
まとめ
今週のローン移籍中の選手の活躍をご紹介してきました。
まとめると、次のとおりです。
- Sloninaは多くのセーブを記録するも、敗戦。チームは降格圏内の苦しい状況。
- 出場機会が減少傾向にあるCasadeiやDavid Datro Fofanaがゴールを獲得!
- Angelo Gabrielが決勝ゴールをアシスト!チームにとって欠かせない存在になりつつある。
今後もローン移籍中の選手の動向を追っていきたいと思います!
come on Chelsea!!!
お知らせ
ワールドサッカーダイジェスト2023年9月7日号では、
- Christopher NKUNKUの独占インタビュー「ブルーズの主役へ」
- 「Premier story ~10人の主役候補たち~ 」の一人として、Thiago Silva「不確かな世界の確かなもの」
- 全20クラブ「最新プロファイル」の一つとして、チェルシー
など、Chelsea情報満載となっていますのでチェックしてみてください。